サッカーと野球に夢中

野球


マリナーズ・川崎が開幕メジャーを勝ち取った。巨人戦の終了後。ロッカーに戻ってきた川崎は隣のイチローに報告した。同時に熱いものがこみ上げる。椅子に座り、目頭を押さえた。マイナー契約の招待選手という厳しい立場の中で、常に明るく振る舞ってきた男も感情を抑えられなかった。オープン戦で打率・387をマーク。開幕メジャーは確実とみられていたが試合後にエリク・ウェッジ監督から正式に伝えられたもよう。今回の開幕2連戦は特例で、故障などによる補充要員3人を含む28人が登録枠。出場可能な25人のベンチ入り枠は試合当日に正式発表されるが、川崎はその中に含まれた。指揮官は彼はチームにエネルギーをもたらしてくれると存在感の大きさをあらためて語った。この日は9番・遊撃でフル出場し、2回2死一、二塁では昨季までの同僚・ホールトンから死球を受けるなど3打数無安打。試合については「悔しいです、何もかも」とひと言だけ残したが、開幕戦で再び東京ドームの舞台に立つ機会を実力でつかんだ。今度は「メジャーリーガー・川崎」として、日本のファンの前で勇姿を見せる。イチローが肩でスタンドを沸かせた。3回無死一塁でボウカーの右前打を処理すると、オーバーランした坂本を刺すべく、二塁ベース付近の川崎に矢のような送球。5回1死満塁では亀井の飛球を捕球し、三塁走者がスタートを自重したにもかかわらず、本塁へノーバウンドのレーザービームを披露した。4打数無安打も、連日のフラッシュ攻勢に手拍子付きのイチローコールも。ファンの期待と大声援を背に、開幕戦の舞台に立つ。第84回選抜高校野球大会第5日は26日、甲子園球場で1回戦を行い、第1試合ではともに春夏の甲子園で優勝経験のある横浜(神奈川)と高知が対戦。理想的な攻撃をみせた横浜が4―0で快勝し、2回戦に進出した。横浜は初回、高知の先発坂本から山内の左中間への2点二塁打で先制。五回にも1点を加え、7回には代打の代打伊藤の左翼への適時二塁打でダメ押し点を奪った。投げてはエースの柳が丁寧な投球をみせ、散発3安打で完封。高知は先頭打者が出塁したのが1度だけとチャンスらしいチャンスもないまま敗れた。横浜は第45回選抜(昭48)で優勝した翌年に2回戦で高知に0―1で敗れており、横浜・渡辺監督は38年前の雪辱を果たした。

サッカー



日本サッカー協会は、札幌ドームで行われるキリンチャレンジ杯の日本代表の相手が、南米のベネズエラに決まったと発表した。試合開始時間は未定だが、ナイター開催で調整中。ベネズエラは昨年のコパ・アメリカ(南米選手権)で4強入りしている。原博実強化担当技術委員長(53)は「結構アグレッシブで、過去にアルゼンチンに勝ったりもしている。できるだけ強く、頑張ってくれる相手とやりたかった」と説明した。JFA(日本サッカー協会)は、予定されているキリンチャレンジカップ2について、対戦相手がベネズエラ代表に決定したことを発表した。W杯アジア最終予選に臨む日本。3連戦を終えたあとは9月にホームでのイラク戦を戦うが、この一戦を約1カ月後に控えた状況で、昨年のコパ・アメリカ(南米選手権)でベスト4に進出したベネズエラと対戦することが決まった。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は「昨年のコパ・アメリカでもよい成績を残した南米のチームで、そのタイミングで強豪国と試合をしたいというリクエストを希望どおり叶えてもらった。日本に試合を兼ねて観光に来て帰るようなタイプのチームではないので、日本がインターナショナルレベルでの経験を上積みしていく最高の場だと思う」とコメントしている。ブンデスリーガ第27節が、日本代表MFの香川真司が所属するドルトムントはアウェーでケルンと対戦。香川の2得点1アシストなどで6-1と大勝を収めた。香川は、1-1で迎えた局面で左サイドから上がったクロスボールをダイレクトボレー。芸術的なシュートで決勝点を上げた。現地のドルトムントファンはこの得点に熱狂。『schwatzgelb.de』内の現地ファンが集まるフォーラムでは、香川の決勝弾について、「マルコ・ファン・香川」という投稿があり、盛り上がりを見せているほどだ。オランダの伝説的名ストライカーであるマルコ・ファン・バステン氏が1988年のユーロ決勝で上げた得点を再現したとして、香川は称賛されている。